あくまで私的一意見です。

最近のTVCMでは、FRISKのCMが気に入っています。
「アイデアはどこでうまれますか?」ってやつ。


入浴中は30%で会議室は0%なんだそうです。
だからというわけではありませんが、
今日お風呂に入っているときにふと思いついたので・・・。


少し前に事業仕分が流行りました。
今では小沢さんのカネ問題もあったりして、
すっかり昔の話のようになってしまっていますが、
つい2ヶ月くらい前の話ですよね・・・。


今日考えたのは、政党助成金・・・。
政党助成金っていうのは、wikiによると、

助成金の総額は国民1人あたり年間250円で決められる額で、直近の国勢調査で判明した人口を元に計算される。2007年の総額は2005年の国勢調査により約319億4000万円である。その半分は1月1日現在の政党の所属議員数の割合に応じて配分され(議員数割り)、もう半分は直近の国政選挙の得票率(衆議院総選挙と過去2回の参議院通常選挙)に応じて各政党に配分される(得票数割)。ただし、全ての政党が助成金をもらえるわけではなく、国会議員数が5人以上であるか国政選挙での得票率が2%以上の政党のみが受け取ることができる。

ということらしい。


企業などからの政治献金をなくすのが主たる目的だったと思うのだが、
それにしても多額の助成金・・・。
共産党は、これは違憲だといってもらっていないそうだが、
もらわなかった分、国庫に返納されるのであれば、それはそれでいいと思うのだが、
もらわなかった分は、他の政党へ再分配されるのだから、
何やってんだか・・・って感じである。


そして、議員数と得票数を元に分配されるので、
選挙で、支持した政党や候補者に投票しようが、
白票を投じようが、棄権しようが、ましてや無関心であろうが
すでに徴収された税金から毎年250円分が
勝手にいろんな政党へ割り振られて分配されている・・・。


考えれば考えるほどおかしな話だ。


国会議員は議席さえあれば、勝手にお金がもらえるのだ。
別に国民のほうをみていなくても、
選挙で議席がとれればお金が入ってくるのだ。
だから適当な耳ざわりのいいマニュフェストなどを選挙前にでっちあげて、
そのときだけでも、いろいろ考えて実行しようとしているフリをすればいい。
今の政治(家)はそんな風にもみえる・・・。


いや、お風呂で考えていたのはそんなことではない・・・。
政党助成金という法律がある現状で、
もっとこのお金が国民にとって生きたものにならないかというのを考えていたのだ。
というか、もっとムダのない分配ってのがないのかなと・・・。


そこでひらめいたのが、支持率とか、有権者比の得票率による分配方法。
現状、世論調査では大半が支持政党なしと表明している。
実際、この中には無関心な人もいれば、あきらめちゃった人、
政策を重視して選挙で選ぶ人など、いろいろいるのだと思う。
そして、実際選挙になると、
このうちの大半はいろんな理由の中で投票を棄権しちゃっているのだと思う。
支持政党なしの人がみんな投票にいけばもっと投票率あがるはずですからね。


しかし、政党助成金はその人たちの分に相当する税金もちゃっかり分配しちゃっているのである。


結果、支持政党なしの有権者に対しては触らぬ神に祟りなしではないが、
あえて起こして浮動票を大きくするよりも、
支持の固いところを固めようとすることに躍起になる政党を作っているような気がするのだ。
でも、それじゃあダメだと思うんだよね。

だから、そういう人たちの分の政党助成金は分配できないような仕組みにして
もっと政党助成金が欲しければ、無党派・支持なし層を日常的に取り込む
そういう活動にそれぞれの政党が足を踏み出すようにするのが大切じゃないかと
そのためには支持率とか有権者比の得票率による分配方法がベターなんじゃないかと。


支持率の調査は、無作為抽出なので、母集団とかけ離れた結果がでることも予想されるが、
有権者比の得票率であれば、ほぼ母集団の意思を反映することができる。
有権者比なので、1票を投じなかった人の分は、浮いてくることになるが、
その分は国庫に返納することにすれば、
政党助成金をたくさんもらいたいとそれぞれの政党が思えば、
議席を1つでも多くとることにくわえて、
投票率を少しでも上げるように動くはずだ。


投票率をあげると、浮動票が動くので、
その分、自分たちの政党への支持に結びつくような活動を日常的に展開してくれるはずである。


結果・・・
議員や政治が国民にとってもっと身近になり、
国民にとって開かれた政治が期待できるのではないだろうか・・・。


問題点は、すべての選挙区に候補者を立てられないような少数政党の存在だが
それらを生かすためには、現状の、半分を議員数で配分という仕組みなどを
残せば足りるかなと思ったり・・・。


ダラダラと書いてしまったが、要はそういうことだ^^