雨(16) プロローグ
お魚屋さんで手に入れたときには10匹いた「パブロフ」たち。
しかし、つけの連れ子として嫁いだときには、わずか2匹・・・。
そこにはこんなできごとがありました(^^ゞ
あらかじめ水槽も汲み置きの水も準備していたので、
メダカたちを連れて帰ってから、早速水槽に放してあげました。
お店で買ってきた魚はすぐに水槽に移さずに、袋のまましばらく水槽につけて水温を調節してから移しましょうね(⌒o⌒)b
次の日に見てると〜あれ?攻撃かけてる奴がいるじゃん!
メダカの世界にもいじめがあるんかな?
そう思ってた1週間後・・・。
いつのものように出掛けに水槽を眺めてると・・・
「あっ!卵!」
お腹に卵を抱えた♀メダカがいるではないですか(やった☆)
実は、いじめてるんじゃなくて求愛行動だったんですね(^^ゞ
ワクワクして仕事にいきました。
しか〜し、仕事から帰ってみると・・・
生みつけられたはずの卵は見当たらず、♀メダカは死んでしまっていました(T.T)。
「メダカも鮭みたいに卵を生んだら死んでしまうのかな?」
「卵はどこへ??」
次の日もまた卵を腹に抱えた♀メダカが・・・
しかし、帰ってみると、また♀メダカは死に、やっぱり卵も見当たらず・・・
水槽についていたメダカの飼い方が書いてある紙には、
「卵が孵ったらろ過装置に吸い込まれないようにフィルターをつけてね」って書いてあったから、
ろ過装置つけたままだったし、「もしかして、卵は吸いこまれたのかな?」なんて考えておりました。
翌日もまた卵を抱えた♀メダカがいましたので、今度はろ過装置の電源を切って仕事にいきました。
しかし、仕事から帰ってみると・・・
今度はまとめて4匹も死んでしまっていました。
そして気がつくとわずか10日のうちに水槽の中は♂のメダカ4匹だけに・・・。
あとの2匹については記録に残していないので忘れてしまいましたが・・・、
こうして春を迎える頃には、わずか2匹のパブロフ達となっていたのでした。
そうそう、実は、卵がなくなっていたのは、メダカが食べちゃってたからなんですね。
しかし、そのことに気がついたのは・・・ずいぶんと先のことです(^^ゞ