晴(7) 汚名返上・・・なるか??

今回のザリガニ釣りには、例の発泡スチロールの箱をもっていっておりました。
これなら帰りにフタもできるし水もこぼれないなと思ったからなのですが、
これがまた新たな悲劇をうんだのです。

いや、正確には、この発泡スチロールの箱を使う以上、
脱ザリ事件はなくならない」という事実が判明したのです(>_<)

にいちゃんがトイレにいっている隙に、まずカニが脱走をはかりました。
しかし、このときは近くにいたおじさんが教えてくれたので
なんとか脱走直後に取り押さえることができたんですが、
今度逃げられてはせっかく釣り上げたにいちゃんに申し訳ないと思い、
箱にフタをすることにしました。
その時は、カニは横歩きだから逃げ出せたんだと思ったんですね(^_^;)

しかし、釣り上げるたびにフタの開け閉めを繰返すうちに、
ザリガニたちも密かに脱走の機会を伺っていたようなのです。

そして悲劇は・・・
よりによって、にいちゃんの目の前でおきてしまいました。

にいちゃんが箱のフタを開けた瞬間、
フタのすぐそばまでよじ登っていたザリガニたちが一斉に逃げ出したらしいのです。

きっと一匹くらいならにいちゃんもまだあきらめがついたのだと思うのですが
苦労して釣り上げたカニも含めて数匹がまとめて脱走したもんだから大変です。

捕まえようとしてもはさみは持ってるし、いっぱい逃げたし・・・
にいちゃんは逃げたカニたちを必死で捕まえようとしておりました。

ここでようやくつけ父がにいちゃんの元へやってくるのですが、
つけ父は最初、にいちゃんのいわんとすることがわからず、
なんでそんなにムキになってるのか?と思ってしまったのが
さらににいちゃんの気分を害してしまったようなのです(T.T)

そして、しばらくしてようやくつけ父はこの発泡スチロールの箱のせいで
ザリガニたちが逃げてしまったことに気がつくのでありました。

時はすでに12時をまわり、ちびはお腹がすいたとわめいておりましたので
歩いて帰るわけず、傷心のにいちゃんにちびをまかせて
ダッシュで車をとりに行きました。

しかし、ここでまた誤算。
ガス管工事で駐車場からの道がふさがっていたんだった・・・
結局、今きたばかりの道をまた戻り、一緒に電車で帰ることに・・・

新米父さん大失敗の一日でございました(;>_<;)