一私見…(2)
扶養控除の廃止???
来年の4月くらいから、扶養控除の廃止を先行実施するような流れになっているようです。
16〜23歳の特定扶養控除は残るようなのですが・・・。
16歳までの子どもは、
子ども手当があるから、それで相殺されて+αになるから
納得してもらえるということのようですが、
いまいち納得いきません。
扶養控除が廃止されると、
所得税が上がります。
所得税が上がると、それにほぼ比例して住民税も上がります。
数年前に所得税と住民税の比率をかえて、
住民税の割合が大きくなったのと、
定額減税が同時に廃止されたので、
結果的に、税負担が大きくなったと感じている人も多いと思いますが、
今回の扶養控除の廃止という政策も
扶養控除を廃止して、子ども手当をつけるから
という部分だけでみると、差し引き+の世帯も多いようですが、
住民税とかまで入れて考えるとどうなのでしょうか?
住民税のほうの税額控除の項目は自治体の裁量の部分ではありますが、
国が扶養控除の項目を廃止するのであれば、
右にならえで、多くの自治体も住民税からの扶養控除の項目をなくす
動きになるのはなんとなくみえてくる路線の気がします。
そうすると、
結果、大きく税負担が増える気がするのです。
ちょっと、休憩して、サイトめぐりしてたら
いろんな意見があるんですね・・・。
うちは、子ども手当が支給されると当分は年収アップになる世帯ではありますが、
年末調整の時期を目前にして、
すこし税の勉強をしてもいいのかなと
思った次第です。